Excelのマクロでできること5選! 効率化の可能性を広げよう

Excelのマクロでできること5選 Excel次の一歩

業務の中でExcelを活用されている人は多いでしょう。
そんなExcelをより便利に使うための機能として「マクロ」や「VBA」が挙げられます。
マクロ・VBAを活用すれば、普段の業務を自動化して効率化することが可能です。

しかし、「マクロ」「VBA」という用語は聞いたことがあっても、具体的な内容はわからない、難しそうと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ExcelのマクロやVBAの概要から、具体的なできることについて紹介します。

Excelの「マクロ」と「VBA」の違い

Excelのマクロとは、Excel上の操作を自動化するための機能です。
例えば、セルの文字入力や入力結果の計算などを自動化することができます。

VBAとは、「Visual Basic for Applications」の略語で、マクロの具体的な処理内容を記載するためのプログラミング言語です。

VBAが扱えなくとも、セルの値のコピー&ペーストなどの繰り返し作業や、一括の書式変更、ハイパーリンクの削除などの簡単な操作であれば、Excel上の操作を記録してVBAを生成する「マクロの記録」という機能を使用して自動化できます。
ただし、より複雑な処理を自動化したい場合には、直接VBAでプログラムを記述してマクロを作成することが必要になります。

マクロとVBAを混同される方も多いようですが、厳密には異なるものであることを覚えておきましょう。

マクロとVBAの違い

Excelのマクロでできること

マクロを活用することで、次に挙げるような作業ができるようになります。

  • データの自動チェック
  • データの自動集計
  • メールの一斉送信
  • データの自動収集(スクレイピング)
  • Accessと連携したデータベース開発

など

Excelで作成した書類などで、データの空欄チェックや全角・半角チェックなどを自動的に行なえます。
チェックした結果を正しい書式に自動的に修正することも可能です。

複数のExcelファイルから必要なデータを取り出し、自動的に集計した結果を算出することもできます。
例えば、部署別・人別のデータを集計して一覧表を作成できます。

また、Excel上の操作だけでなく、Outlookと連携してメールを一斉送信したり、Accessと連携してExcel上からデータベース情報を閲覧したり、書き換えたりすることも可能です。

Excelのマクロでできないこと(向かないこと)は?

さまざまな処理を自動化できるマクロですが、できない・向かない処理も存在します。
代表的な例としては次のようなものが挙げられます。

  • 大量のデータ処理
  • Office製品以外との連携
  • アプリケーションの開発

など

Excelは行と列から構成されていますが、上限値があるため扱えるデータ容量に限りがあります。
加えて、Excelは大量のデータを処理することを想定して作られているわけではないため、大量データを処理しようとすると動作が重くなり、時間がかかります。

また、マクロやVBAはOffice製品を対象としたものであり、Office製品同士の連携は行なえますが、他製品との連携は限られる場合が多いでしょう。

並びに、マクロやVBAはOffice製品上で動作するソフトウェアなので、Office製品を導入していないパソコンでは動作せず、独自のアプリケーションの開発に利用することも向いていません。

ある程度複雑な作業を行うためのマクロを作成するにはVBAの習得が必要であることは覚えておきましょう。

Excelと同じ感覚で操作ができる「CELF」

CELFの画面

前述のとおり、Excelのマクロを使いこなすためにはVBAの習得が欠かせません。
しかし、VBAはプログラミング言語であり、慣れていない人は習得するまでにある程度の時間がかかります。
いまや、学校教育でもプログラミングの授業が始まり、ITエンジニアでなくともプログラミング言語の習得が求められている時代です。

業務に活かすためにIT技術を学びたい、という方にはExcel感覚で業務アプリが作れるクラウドサービス「CELF」がおすすめです。

CELFはExcelと同様のインターフェースの業務アプリを、プログラミング言語を用いずに作成することができます。
専用の業務アプリを作成することで定例業務のミスを防ぎ、業務効率化が可能です。
また、RPAオプションを使えば、プログラム知識がなくても自動化処理が可能になります。

Excelのマクロ・VBAは操作を自動化するための機能・プログラミング言語です。
マクロを覚えることで業務の自動化が実現し、効率化・生産性の向上が期待できます。
ただし、より複雑な処理を実行したい場合には、VBAの習得が必要不可欠であることを覚えておきましょう。

CELFはExcelと同じ見た目、使い勝手のアプリケーションをプログラミング知識が無くても作ることができ、様々な業務の効率化に対応できます。

30日間の無料トライアルもございますので、業務効率化でお悩みの方はお問い合わせください。

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